卵黄と砂糖・牛乳からできたものがカスタードソースです。
カスタードクリームは、卵黄・砂糖を混ぜ合わせたものに小麦粉（コーンスターチでも可）を加えて、温めた牛乳を少しずつ入れて伸ばし加熱したものをいいます。
どちらもとろりとして甘いですが、特にカスタードクリームは、小麦粉などの粉類が加えられることによりクリーム状になっていることが特徴です。
エクレアやシュークリームの中に入っていたり、タルト型（タルト生地）の上やミルフィーユ生地の間に使われたりすることもあります。
主に洋菓子に使われますが、鯛焼きなど和菓子の中に入れられることもあります。

電子レンジを使った簡単なレシピの場合、基本的な流れは以下の通りです。
1.ボウルに卵・グラニュー糖を入れて泡立て器で混ぜ、薄力粉をふるい入れて更に混ぜる
2.その後牛乳を数回に分けて少しずつ加え、バニラエッセンス（バニラオイル）を入れる。
3.電子レンジで加熱し、何回か取り出して加減を見ながら、なめらかになるまで混ぜる
4.カスタードクリームに密着させるようにラップをかけ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やしていく
ほかにもバターを加えて濃厚さを出すなど、アレンジ方法もレシピもさまざまです。
カスタードを使ったタルトのレシピについては、こちらもご覧ください。

一般的には冷蔵保存で、消費期限は当日～2日程度ものが多く見られます。
フルーツやクリームが使われている場合は、美味しく食べるためにも当日中が望ましいでしょう。